採用情報

社員の声

包丁の使い手から作り手へ。
転身でワークライフバランス充実
  • 製造 入社10年目
  • キャリア入社

以前は関市内で飲食店を経営していていましたが、結婚と子どもの誕生を機に、ワークライフバランスの実現を求めて大野ナイフ製作所に入社しました。土日祝休みで残業が少なく、仕事と家庭を両立しやすいのではと考えたこと、そして当社の包丁のファンであったことが、入社を決めた理由です。我ながら思い切った決断でしたが、その行動を起こしたことは私にとって、結果的に大正解でした。

私の仕事紹介

包丁の製造は100以上もの工程があり、多くの人たちとのチームプレーがあって初めて完成します。その中で私が主に担当しているのは、専用の装置を使って包丁鋼材を高音で熱したり、冷却したりすることで硬度をアップさせる「焼き入れ」という作業。包丁の切れ味を決める重要な工程ですが、装置が稼働している間は目視で状態を確認できないため、段取りと調整が難しく、一人前の技術者になるまでには年単位の経験を要します。少し分かってきたと思ったら、また壁にぶつかることの繰り返しで、知れば知るほど奥深さを実感しましたね。今では機械音のわずかな違和感も捉えて、臨機応変に対処することができるようになりました。
今年からは2部署を束ねるリーダーを任されることになりました。チームメンバーの管理という新たな業務を通じて、もう一段のキャリアアップを図るチャンスをいただけたのだと受け止めています。どうしたら一緒に働く仲間がもっと生き生きと活躍できるか。その答えを追い求め、会社の期待に応えていきたいと思います。

大野ナイフ製作所の
いいところ

実際に入社してみて、想像していた以上に社内の雰囲気が良く、働きやすい環境だということを実感しました。当初は分からないことだらけでしたが、都度フォローしてくれた仲間のおかげで壁を乗り越えてきましたし、今も楽しく働けている私がいます。職場のメンバーのほとんどは年下ですが、プライベートでは昔からの友人のように盛り上がれて、何でも話せる関係です。そんな風に、社員同士の「心の距離」が近いことが大野ナイフ製作所の一番の魅力だと思います。

メッセージ

転職を考えても、なかなか踏ん切りがつかずに悩んでいる方もいるでしょう。でも、現状を変えたいという意志があるならば、まずは行動してみることが大切だと思います。その一歩から未来は変えられるかもしれません。私自身は大野ナイフ製作所に入社したことで、希望していた仕事と家庭の両立が叶い、とても充実した毎日を過ごしています。仕事は自己実現の場。人生を豊かに過ごすためにどうしたいか、という視点でぜひゆっくり考えてみてください。